自然塾 桐谷に紅葉をもとめて ・・・ それぞれの印象・連載1
11月15日、間もなく初雪が来るであろう桐谷の里で今年最後の自然塾を開催しました。
当日は、晴れ男を自認する者が案内役の山口武雄さんの他に2名もいて、悪天の到来を1日先に延ばしてしまったようでした。晩秋の心許ない陽差しのなかで褪せた感じがする紅葉の峰々ながめながら、気持ちよく山里の秋を楽しむことができました。
ふるさとを限りなく慈しみ住みやすいふるさとづくりに尽力される山口さんの言葉に、参加者から幾つもの質問や意見が寄せられ、時間の経過を忘れるほどに楽しく意義深い自然塾になりました。当日は次のような順で各地を訪ねました。
(1)桐谷公民館前 ・・・ 開講のあいさつ:9時半
(2)小井波地区 ・・・ ①八幡社のふかん堂、②猿丸太夫塚 ③ザゼンソウの自生地
④五輪塔 ⑤ミズバショウ群生地
(3)桐谷地区 ・・・ ⑥海韻館近くの四阿 ⑦久婦須川ダム周遊道路
⑧ガット出の水 ⑨家具工房中村製作所 ”bue-due ”
⑩古川通泰さんのアトリエ
(4)古川さんのアトリエ前 ・・・ 閉講のあいさつ:14時過ぎ
ブログでは、何人かの参加者にそれぞれの印象を連載形式で話していただきます。
連載は訪問地順ではありませんが、連載全体から桐谷地区の魅力が少しでも伝わればいいなあと思っています。まずは、私、山毛欅林が露払いです。
〈 桐谷公民館前で開講のあいさつ:9時半 〉

(和やかな開講式 ・・・ 桐谷公民館前)
社会体育館から卯花公民館横を通り、本法寺橋を渡って、桐谷公民館までは20分強のドライブです。そこで、「後期高齢者」というには失礼なほど若々しく、笑顔が魅力的な山口さんと高岡市から移住された片山さんと合流し、開講のあいさつもほどほどに、小井波へと出かけました。

(青年のような情熱が全身から溢れる山口武雄さん)
〈 小井波地区のザゼンソウ自生地とミズバショウ群生地を訪ねて 〉
無菌豚飼育会社シムコの車庫と道路を挟んで、南の方へ林の中を数分行ったところにザゼンソウが自生する湿原があります。訪ねる人もいないこの季節、木道は深い草で覆われているはずですが、山口さんは自然塾のために事前に草刈りをされていたのです。ここにはミズバショウも育っているそうです。ミズナラ等が芽吹き始める頃、黒紫色のザゼンソウと真っ白のミズバショウが競い合って花開くこの湿原をぜひ訪ねたいものだと思います。

(両者は確かに近縁種でともにサトイモ科の植物です。しかし、生態的な違いは花の色だけではないそうです。一方は、北米でスカンクキャベツーskunk cabbageーと呼ばれる程の強烈な匂いがあるそうです。かぎ分けてみることは薦めませんが、好奇心がそっそられます。写真は、ホームページ「NaO2さんの百花稜乱」から拝借しました。)

今でこそ、ミズバショウの群生地としてここ小井波は県内外によくに知られるようになりましたが、ミズバショウを育てるプロジェクトに係わられた八尾町教育委員会や地域住民の長年にわたるボランティア活動の賜物なのです。

なお、⑦⑧と⑨⑩については、次回以降で連載します。<山毛欅林>